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「商品ってこんな風に考えられているんだ」がわかる ㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画

先日、東京ミッドナイトで開催中の「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」に行ってきました。
名前からしてそそられる企画展ですが、大きな仕事をしているデザイナー達の頭の中や考え方を知る機会は中々ないので、興味津々で行ってきました。

デザインのプロセス、考え方、メモの中身。

場内は写真撮影OKだったので、頭に叩き込みながらもここぞとばかりに撮ってきました。拡散OKなので、私もまんまと引っかかっているわけです。

プロダクトデザイン、環境デザイン、グラフィックデザイン、テキスタイルデザイン等、様々な種類のデザインが展示されていて、大きなプロジェクトのもの等は中々下絵なんて見ることができないのでとても貴重な体験でした。

また、考え方や工程についてはそれぞれのやり方があり、それもまた面白い。
使用している道具なんかは「ものすごく特別なものを使っているわけではないのだな」と思わせてくれていい意味で親近感がわきました。

今回この展示会を見てきてとても勉強になりましたが、各デザイナーの原画を見て共通して感じたこと。

それは。

「やっぱりそうだったんだ」

ということでした。


大きな企業のデザイン部署にいたことがない、有名なデザイン事務所にいたわけでもないということは少なからずコンプレックスにはなるのですが、めったに見られないデザイナー達の原画を見て、私が経験してきたことや考えてきたことに大きなズレや大きな間違いはなかったんだと思わせてくれました。

有名なデザイナーでも考えは同じで突如すごいものが思い浮かぶわけではなく、(そんな時もあるかもしれませんが)デザインするものに対して、課題を解決しつつも心を動かせるモノに仕上げていくまでには考えて考えて考えて、手を動かして動かして動かしての繰り返しなんだ、有名なデザイナーや建築家達は何か特別なことをしているのではないかと思ったりしましたが、基本はやはり同じなんだなと思いました。

そこに安心するわけではありませんが、自分もまた頑張っていこうと思えた充実の企画展でした。

商品作りに興味のある方はぜひ見に行ってみてください。

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